石原算数教育研究室

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  • かけざん

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     かけ算は基本的に1当たり量×いくつ分=全体量という構造を持っています。例えば、1皿3こずつケーキののったお皿があり、そのお皿が5皿分では、ケーキは全体で何こある?とういうふうに問題を解決するときに使われる計算で3×5=15となります。これを量のかけ算といいます。それ以外に3cmの5倍は何cmという「倍のかけざん」や、たて3cmよこ5cmの長方形の面積は3cm×5cm=15㎠という面積を求めるときにも使われます。
     教科書では量のかけざんを中核に教えるのですが、その構造的な意味はふかく教えるようにはなっていません。また、かけざんの勉強はただ覚えが中心となり「9×9=81」までを暗唱できるように指導されます。しかしここでも覚えるのが苦手なこは脱落します。
     九九覚えを唱えてお覚えたり、歌にして覚えたりするのは好ましいものではありません。タイルをならべながら九九のしくみを理解させていく、その過程を通して覚えるようにした方がいいです。また、完全に暗唱する必要はありません。九九表を使って2,3年のわり算計算を行うなかで自然に覚えていきます。

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